人間性を裸にしたような映画「ミッション・ワイルド」を観る

 

あらすじ:

 

19世紀のアメリカの小さな農村で暮らすメアリー。彼女は独身で、3人の女性を遠く離れた地へ連れて行く、役目になった。その3人の女性は、病から変貌した「気の触れた女性」で苦労する。また、旅の途中に「木に吊るしてある男」を見つける。そして、彼の縄を解くと、アイオワまで一緒に行く仲間となる。

 

感想:

 

出演のトミー・リー・ジョーンズ。彼の新しい側面を見た感じがしました。物語は、人間性の基にあるような「過酷、狂暴、性欲、村社会」が痛々しく表現されているようだった。

 

ストーリーは、気のおかしい女性を馬車で遠く離れた地に連れて行く内容。その時に、荒野で「吊るし首」にあった男がいる。その彼と、まだ独身の女性、そして3人が旅をしていく(計4名)。

 

それにしても、場面として、衝撃的なところが、いくつかあった。赤ん坊を投げ捨てる母親、自殺するメアリー。など、その他にもあります。

 

ただ、忘れている昔の人間の在り方とは、こんな感じで、綺麗なモノばかりではなく、多種の側面を持っている。生きるとは、こういった見苦しい部分も含めて、存在することだと思う。

 

また、ストーリー上で、メアリーが自殺して、ブリッグス(男性)が教会まで3人の女性を連れて行くことになります。その旅の中で、宿を貸しているホテルがあって、宿泊を希望するが断られる場面があります。怒ったのか、「ホテルを焼き払う」、そんなこともしていました。

 

切なさと残酷さ、醜さを上手に表現した映画。

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