地域の特性を考慮しながら生きていく時代

台風19号の被害を受けた地域は、今もなお現状に頭を抱えている。それは震災も含めて、日本列島の位置関係から、災害に弱いところが多々目立つ感じがする。

 

太平洋側に位置する都道府県で、千葉から宮城のエリアは特に著しい。第一次産業と呼ばれる「農業、林業、鉱業、漁業」などは災害の直接的なダメージと経済的な負荷が重なっている。

 

自然災害もCO2関連の影響なのか、その大きさも拡大しているようだ。

 

私が思うところでは、支援や義捐金も必要に感じるが、それ以上に「保険」のような対応策が有効に思えた。それと、もうひとつは、緊急時の「輸送手段」の対応が求められるだろう。

 

たとえば、瓦礫(がれき)のような大量のゴミを処理するのに、通常の範囲を超えるのは目に見えています。自衛隊機のような特殊な輸送をスピーディーに行なえるものが必要になると考えた。

 

つまり、震災や災害の後の「復興」にどれだけ力を入れられるかが重要である。

 

また、関連して単純なことで、地域の農業が打撃を受けると、その輸出先の民間への仕入れ問題などが起こり、作物の値上がり等が予想される。ただでさえ、消費税10%増税と来ているのに、一般家庭への影響も無視できない。これが連鎖していくと、日本国内の経済的な影響も与える。個人消費の低迷が株式市場の低迷に関与することは多くある。

 

住み慣れた地域も大事に感じるが、その地域の特性を考えて生きていくしかない、そんな時代になってきた。

 

そして、この先のことが重要で、自然災害や古いものが淘汰されるには意味がありそうだ。甚大な被害を受けるたびに、それを教訓として、何か成長していったり進化していく過程の役割があるのかもしれない。

 

2019.11.3

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