エアガン初速と空き缶

【BB弾の目安】

重さと速度、そしてジュールという力の単位の関係。

弾の重量　0.12g　0.20g

45 m/s 　0.121J　 0.202J
50 m/s　 0.150J 　0.250J
55 m/s 　0.181J　 0.302J
60 m/s 　0.216J　 0.360J
65 m/s　 0.253J　 0.422J
70 m/s 　0.294J　 0490J
75 m/s 　0.337J 　0.562J
80 m/s　 0.384J　 0.640J
85 m/s 　0.433J 　0.722J
90 m/s 　0.486J　 0.810J
95 m/s　 0.541J　 0.902J
100 m/s　 0.600J 　1.000J
105 m/s 　0.661J　 1.102J
110 m/s 　0.726J　 1.210J
115 m/s 　0.793J 　1.323J
120 m/s　 0.864J　 1.440J
125 m/s　 0.937J　 1.562J
130 m/s　 1.014J 　1.690J

弾の重量　0.25g　0.28g

45 m/s　  0.252J 　0.284J
50 m/s　  0.312J　 0.350J
55 m/s　  0.377J　 0.424J
60 m/s 　0.450J　 0.504J
65 m/s　  0.528J　 0.592J
70 m/s　  0.612J　 0.686J
75 m/s 　 0.703J　 0.788J
80 m/s　  0.80J　 0.896J
85 m/s　  0.903J　 1.192J
90 m/s　1.012J 　1.134J
95 m/s　 1.128J 　1.264J
100 m/s　  1.250J　 1.40J
105 m/s　  1.378J　 1.544J
110 m/s 　 1.521J 　1.694J
115 m/s 　 1.653J　 1.852J
120 m/s　  1.800J 　2.016J
125 m/s　  1.953J　 2.188J
130 m/s　  2.112J　 2.366J

【計算式】

1cmの距離の銃口から、アルミ缶（0.1mm）の片面を貫通する力は、おそよ0.600Jと仮定します。（推定10cm＝0.8J）

0.6J=S(速度)xS(速度)x0.2(弾の重量)/2000

S(速度)=77.45 m/s

そこから導くと、0.2g弾を使用でアルミ缶を貫通するには77.45m/sの力（速度）が必要とされる。推測すると、0.12gのBB弾がアルミ缶を貫通すると、100m/sほどのスピードと考えられます。

【アルミ缶】

1cmの距離から測定の目安として、0.6Jの力が加わると

0.1g弾　アルミ缶貫通　100m/s

0.2g弾　アルミ缶貫通　77m/s

0.25g弾　アルミ缶貫通　69m/s

0.28g弾　アルミ缶貫通　66m/s

（アルミ缶貫通より下の速度は凹み）

10cmの距離から、0.8Jの力が加わると

0.1g弾　アルミ缶貫通　116m/s

0.2g弾　アルミ缶貫通　87m/s

0.25g弾　アルミ缶貫通　80m/s

0.28g弾　アルミ缶貫通　77m/s

私は、このように推測しています。つまり、銃口から10cmの距離で穴が開くと、約0.8Jの力が出ていると仮定できそう。

【初速を測定】

エネルギー = (速度の二乗 × 重量) ÷ 2

(速度×速度×重量÷２０００=ジュール値)

これが「1.000J」を超えないように工夫をする。

確か、こんな力学の数式だったと思います。

※　正確には、18歳以上用 0.98J(ジュール)が法定規制値以内。

【その他】

1mの距離から、新聞紙25枚およびアルミ缶を貫通で、1.000Jの力が加わっている可能性がある。

また、考えられるのが、距離を変えて測定した場合の効果が気になるところです。70~80cmから測定して、アルミ缶に空かなければ大丈夫なような感じもします。新聞紙やコピー用紙を重ねた測定や、可能ならば専門の器具を購入することが確かな図り方です。また、気温によっても変化するところでしょう。

あくまで、距離と力の考察になります。

海外ドラマのCSIなどを観ていると、測定には「粘土」を使用していて、１０ｃｍの粘土にどれぐらいの力が加わるかなどで専門的に調べているようです。

おそらく、１ｍの距離から撃って、新聞紙を１８枚重ねたものを貫くレベルが、法定規制値以内と推測します。

2019.8.3

2019.8.4 更新