滝子山(登山)

【登山ルート】

 

(上:笹子ー滝子山の地図)

 

JR笹子駅   –  滝子山 – 林道分岐  –  JR初狩駅

(標高1615m、距離約15km)

 

【アクセス】

  • JR新宿 – JR高尾 – JR笹子(小淵沢行き)
  • 京王新宿 – 北野 – 京王高尾 -JR高尾 – JR笹子(小淵沢行き)

 

JR線で、所要時間は1時間46分(1,980円)

 

 

【2019年7月9日】

 

この日は、曇り空で降水確率が30~40%。実際に朝早く起きて、天候を確認するが判断に迷う。私は新宿まで自転車で行き、そこから電車の利用となった。

 

京王線での乗り換えなどは、もう慣れてきて、JR高尾駅へ着くと時刻だけ確認する。いつも高尾駅でアクセスまでの時間が20分ぐらいある乗り合わせで、ここで買い物をしたりトイレに行く。ただ、時々、電車の乗り継ぎというのは、到着してすぐに向かわないと乗り遅れることがあるので注意が必要です。

 

笹子駅へ到着したのは、9時半を過ぎた時間だった。この辺りの路線は、無人駅で、私には珍しい。改札を出て、少し先に案内板がある。今回は、特に計画を細かく調べていないので、ここでチェックです。

 

【登山】

 

約3時間半ぐらいの登りだと確認して、そのまま進む。駅を出て、左側方向へ行き、住宅地の密集する辺りを抜けて、登山道へ向かう。

 

この時歩いていて、少し寒かった。偶然、道に温度計があって、見てみると16℃とある。アスファルトの道を抜けて、登り始めて、頂上まで1/3ぐらいの地点(頂上まで2/3の距離)で、雨が降り出す。ただ、雨も木々の多い場所になると、傘の様に直接は濡れない。

 

曇り時々雨。そして曇りとなる。

 

霧の掛かった林道をひたすら進みます。「滝子山」という地名だけあって、各所に滝が多くあって素晴らしい。今回の登山ですれ違ったのは2組のパーティーだけです。その1組は滝登りをしていた。

 

そのまま、滝登りの方のいる地点から、今回は滑りやすいこともあり「迂回路」を通って山頂を目指す。

 

登っていると段々と晴れていく。これは、もしかしたら頂上で景色を眺められるかもしれないと期待する。分岐点を過ぎたところから、疲労が蓄積されて体力の無さを感じた。雨の中をサウナスーツの状態で体力を使ったのか、日頃からの運動量が足りないのか無力さを知る。

 

【山頂】

 

GPSを確認しながら、登るのですが、「あと、ちょっとの距離」が長い。ようやく、山頂に着いたのが13:20頃です。

 

山頂に着くと、持参していたオニギリを食べる。天候の回復を待つが、晴れ間は訪れない。しかし、少しだけ山脈が見えて嬉しかった。

 

【下山】

 

辺りは霞んだ霧が発生してきたので下山する。JR初雁駅の方面に下山していくのですが、最初に「男坂・女坂」とよくある道があった。この男坂を抜けるのが、やけに長く苦労します。

 

分岐点に差し掛かると、はじめに「林間道-初雁駅」の看板があるので、下ってみる。この分岐点は広い感じの地点で、霧がなければ、見渡せる感じです。少し下ると、「私が考えていた順路とは異なる」と感じたので、引き返す。

 

この辺りの経路になってくると、野生生物の存在が気になった。歩いていると、イノシシか熊の声がする。前にも霧の掛かった時間帯に移動して動物の気配を感じたことがあった。帰宅して調べてみると、熊とかイノシシが出没するエリアだった。

 

下山もある程度歩いて行くと、駅まで近いのが、雰囲気で分ってくる。ほぼ河沿いに下山していくのですが、丸太の橋が多くあって面白い。途中に何度も沢を渡るのですが、「石で橋を作る」というような子供のような遊びをしたりした。誰もいないので気兼ねなく満喫できるのは良い。

 

私は登山口まで下山すると安心します。登山口を抜けても、駅まで20分ぐらいは歩いたと思います。もうお疲れ様って感じでしたよ。

 

JR笹子駅(9:30) – 滝子山(13:20) – JR初雁駅(17:20)

 

【帰道】

 

帰りの電車で「大月駅」を経由するのですが、ここで富士山への観光者が何人もいた。おそらく、登って帰る組なのでしょう。見ていて晴れの日に、富士山へ行きたくなった。

 

登山も終えたので、JR高尾駅で降りて、お酒を飲んで休んだ。

 

【標高】

 

標高1620m、実際は16~17kmで、計20kmを歩いた感覚ですね。

 

丹沢山1567m、塔ノ岳1491mと、比べても高い山でした。参考に、3つ峠1785m、奥多摩の雲取山2017m、陣馬山857m、高尾山599m、剣が峰3766m。

 

 

【ポイント】

 

  • トイレは恐らく無い様子。各JR駅の中が唯一のトイレで、登山口までの道にも無さそうです。
  • 頂上は、狭い空間なので数人で登ると、2組ぐらいの方が居るだけで立つ場所も無い。
  • 時期によっては水量が多いと、靴が濡れますので用意が必要です。

 

【分岐点】

(上:オレンジ線が通った道、青線が順路)

 

(上:オレンジの分岐点まで、各坂と思われる。)

 

オレンジ線は「林間道の初雁駅行き」、青線は順路で、「初雁駅行き」。

 

【画像】

 

(上:笹子駅)

(上:笹子駅から徒歩数分)

(上:笹子駅ー滝子山)

(上:笹子駅ー滝子山 その2)

(上:笹子駅ー滝子山 その3)

(上:笹子駅ー滝子山 その4)

(上:笹子駅ー滝子山 その5)

(上:滝子山の頂上)

(上:滝子山の頂上 その2)

(上:滝子山ー初雁駅)

(上:初雁駅のようす)

 

【持ち物】

 

(上:今回持参したリュック)

(上:今回持参した物)

 

今回は、ワークマンで購入した1900円のリュックを使用。

 

持ち物は、軽装を心掛けていた。雨具、撥水加工のウェアー、傘、懐中電灯、方位磁針、タワシ、鈴、ウェットテッシュ、ストック、水2L、etc..

 

水は1Lで、飲み物500ml程度で良かったと感じる。逆に、予算を削ってお菓子やバランス栄養食は購入しなかった。そのため、登っていて、甘いものが食べたくなる。

 

また、モバイルバッテリーを持っていきましたが、電池切れの心配が減りよかった。

 

2019.7.10

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