茅の輪くぐり
「茅の輪くぐり」は厄除けの神事と言われている。私が都内を移動していると、たびたび目にする機会が多く、今回もくぐってみた。
【くぐり方】
はじめに、くぐって左に回り、次に右に回る。最後に、くぐって本殿へまっすぐ進む。と、基本は左・右とあるが、「8」の字を描いて回るというのが本来の通り方。そして、くぐる最中に唱える言葉なんてのもあるんです。
水無月の夏越(なごし)の祓(はらえ)する人は千歳の命のぶというなり
思うことみなつきねとて麻の葉を切りに切りても祓ひつるかな
蘇民将来、蘇民将来
【厄よけ】
くぐった人(参拝者)の穢れや罪障は「茅の輪」が替わりに背負う。その厄は最後にくぐった人が全てを背負う。また、その茅を焼いて清めることができる。
さらに、似たような風習に「人形流し」などもある。
これらは、一般的にいう「厄除け効果」のある祭事でしょう。
【画像】
2019.7.1