パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ、パトラッシュ

「フランダースの犬」を観た。

 

ららら、ららら、るるる、るるる….。

 

第一話は、牛乳配達をするお爺さんとの話。そこで、配達途中のネロに、アロアという友達の少女が「イチゴ飴」を買ってきて欲しいと願う。牛乳配達で街の教会へ、いつも行くことが多いネロに頼んだのだ。

 

 

主人公ネロが、のちに可愛がる愛犬パトラッシュと出会う。働き詰めで、水を欲しがるパトラッシュ。持ち主が持ち場を離れると、観ていたネロ少年が水を与える。しかし、持ち主が酒を飲み終わり戻ると、「この役立たずに水は要らない」とネロを弾き飛ばす。

 

そこは、中世ヨーロッパ風の世界で、孤児のような子供が溢れている。ネロがアロアから頼まれた「イチゴ飴」を置いていると、持ち去られてしまう。運よく、間一髪、取り戻すことが出来る。

 

イチゴ飴を少女アロアに渡すと、「実は5個あったんだ。ごめんね」と告げる。健気(けなげ)な少女は、ちょうど4個あると言い、2個を少年に渡す。

 

日が暮れ、家に帰ると、ネロは、イチゴ飴を1個残していて、お爺さんに渡す。「おまえの母さんも好きだった飴だ」といい、自分は大丈夫だからと、食べてくれとなります。

 

最終的にも、やっぱり悲観的。

 

そして、最後にネロは風車小屋の放火の犯人だと疑われる。そこで牛乳配達の仕事を奪われれ、極貧の生活が続くことになる。パトラッシュも主人公ネロと伴に亡くなる。

 

今思うと、マッチ売りの少女が原作に思える。こんな結末では、主人公たちが可哀想過ぎると、改変されたりしていて、「実の父親が現れたり、ハッピーエンド」のあらすじもあるそうです。

 

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2109.5.26

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