金融暖和とエネルギー開発

【量的金融暖和政策】

数年前に、日本はデフレ脱却の可能性を模索して、金融暖和をしていた。「量的金融暖和政策」とは、貨幣の流通量を増やし物価の下落を防ぐ役割から日銀が行なっている。現在は更に進んで「異次元暖和」とか言われているようだ。

 

私の記憶は曖昧ですが、割合は紙幣量の2%程度。この2%が物の価値に影響を与えて紙幣の価値を下げ、実質はもう少しある影響と考える。古い経済用語ですが「金本位制度」という金1オンス=1ドルのように価値基準があるとすると、現在は102%以上のインフレ状態と思われる。

ここで思ったのが、実質経済は、価値基準とは異なるということ。

 

 

【イギリス経済とスウェーデン】

日本の政治の問題をみていると、「少子高齢化」を取り上げているのをよく耳にします。そこで日本はどこの国を参考に、方向性を定めていくと良いのかを考えてみた。

私が注目したのはイギリスで、その経済関連部門。イギリスの金融サービス業界は、基幹産業で世界最大の金融センターがある。ロンドンのような大きな金融センターは国益に繋がる。また、製造業をみても、日本と同じく自動車部門が活躍している。

また、消費税の導入にも関連しますが、福祉国家のスウェーデンも考察していると、方向性に大きな違いがあるように思う。

 

スウェーデンは都市計画を充実させ、エネルギー計画なども細かく定めているようにみえる。日本の側面を捉えると、原発を停止させていても、そのコストを電力会社に払うような矛盾から向いていないように感じられる。

さらに、日本のエネルギー問題も自身で考えたことがあるが、風土の関係から風力を始めとした各エネルギーの発電所も難しい。

 

ここで思うのは、日本は金融市場の更なる活性化と、石油に依存しないエネルギー開発が鍵になりそうだ。少子高齢化対策は、必要最小限で、「高齢化対策」のみで十分と感じる。

 

また、国家のモデルで考えると、イギリスは障害発生の少ない安定的なものとすると、スウェーデンは開発や実験を先取りした未来志向の内容となる。

私が好むのは、安定した計画性に軍配が挙がる。ついでにいうと、スウェーデン等は、労働者確保のための移民問題も制限していたと思う。

 

【キャッシュレス化】

スウェーデンに関連して、「キャッシュレス化」の話をします。かつて紙幣の変更があった時に、紙幣を識別する機器の導入の未合わせからキャッシュレス化が進んだ。(新しい機械を各地で導入するより、旧来のカードのような仕組みが優遇された)

 

もしかすると、日本も新紙幣が2024年に誕生して、キャッシュレス化するのではないかと思った。その場合は、見込まれている経済効果6.4兆円などの算出も異なってきそうだ。

つまり、キャッシュレス化が推進すると、カードを使わない世代が消費を抑える、抑えられる現象も考えられる。

 

【計画経済】

全体的に述べたいのが、少子高齢化対策をするのならば、「エネルギー開発」等のセットで環境問題も考えるべきだ、ということ。一番感じたのは、価値基準の問題で、経済の流動性も一時的には重要ですが、長引き過ぎるとインフレになりそうだ。

本質は、国家の生産性を紙幣や貨幣の全体量と同等にすることでしょう。ただ、一番大事なのは平和ですから、優しい時代に感謝したい。

 

 

その他、85%程度しか回避できないミサイルや国家防衛戦略と、20~30年に確実に来るM9レベルの「地震対策問題」も考えたい。

 

 

※ 簡単に適当に書いてます。語彙などの間違い、データミスはご了承ください。

 

2019.5.25

 

 

 

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