全ての危機は好機にみえる。

少子高齢化・労働人口問題。日本経済の危機。

たとえば、どうにか、国は政策で解決しようと考える。

 

【自然の流れが重要】

自然衰退とも思えるような大きな流れは、どこにでもある。結果があれば、必ずその結果に応じた原因があり、 そして、その結果に相応した作用が訪れる。

因果の法則を用いると、少々論議もあるが、ある程度の自然的な流れを考えるのも重要に思う。

 

 

【選択支は数ある】

少子高齢化の問題でいうと、人口が減少するのならば、そのケースにおいて、本来は、いくつかの選択支がある。しかし、人口の減少を抑えるという点のみしか検討されないことが多い。

問題は、この他に選択支は数ある、ということ。テクノロジーの発展に力を注いで、経済を活性化させることにより、自然に人口増加を導く。世界の中で、オンリーワンからナンバーワンを目指す、などでしょう。それで第3次ベビーブームが来るような気もします。

 

ここで言いたいのは、選択肢は数ある、という事です。

人口が増えないのなら、「日本は滅べばいい」という方向性も存在する。

 

【何の選択肢があるのか分析する】

北欧では、福祉社会を推進して、税を貸したり、国民にお金を還付したりしている。そのため、福祉先進国とされ注目されているのは確かです。

これは他国の主義や思想を批判する意味合いではなく、突き詰めていくと、微妙に発展に遅れが生じるように感じられる。つまり、国益にはならない政策に思う。

これは日本でも同様で、人口減少が推測されるからといって、流れから逆行して「増やす」という計画は間違いに繋がることもある。

 

まず、結果に応じた原因を改善するのが先です。

更にいうと、全ての危機は好機にみえる。

私たちが、まだ理解できない方法で未来を変えることは可能だ。

何の選択支があるのか分析して、予測することが重要だと思う。

 

【成長や変化・進化】

たとえば、人口問題でいうと、市場が減少して、海外からの価値が下がることもある。そして、海外からのマーケットとしての重要性が無くなることも想定される。しかし、これによって日本は、母国語から英語が標準化されたり、「変化」が起こるでしょう。

 

このように何かが原因で、衰退しても変化や改革により「進歩」することは多い。この場合に考えるべきことは、国民の痛みという部分になるでしょう。

流れに従わず、どうにかしよう、とすると、サブプライム問題のようなことが起きる。これは、支払い能力の無いものが、家を購入してローンを停滞させる。(支払い能力があった人が、無くなる場合も同様)

その停滞した金融証券が、社会全体の中で潤滑(じゅんかつ)できなくなり破綻する。このケースでいえば、債権者が、家を手放していれば抑えられた可能性も多く、特に賃貸住宅にでも引っ越せば抑えられる。

問題は、その社会の破綻が通常の働き手にも及ぶことだった。

 

つまり、こういう2次的な痛みは避けるべきに思う。

 

ニュースにあった「終身雇用は保証できなくなった。」のような企業の方針は自由だ。労働者の確保が出来ないのも企業の問題。ただ、その場合は株主がしっかりと経営責任を取るのが資本主義なのだが、「破綻」しても、再生機構のような政策を投じることが多い。この場合は経営陣が責任を取るのでなく、国民という第三者が背負うことになる。その場合は政治家が悪いのだが、その政治家を選んだ国民にも問題がある。

 

結果に応じた原因を改善していない場合が見受けられる。

そして、変化を受け入れる努力も必要となる。

それが最終的に、進化や推進に繋がるでしょう。

 

【私が思うこと】

政治的な側面も伝えていますが、思うことは、「流れや法則に逆行しない」で、イチからやり直したり、検討しなおす分析力のようなところが重要に思った。何でも「これしかない?」と思われる局面でも、選択支を探すと、いくつか存在してる。そして、その存在する選択支を深く考えていくと、絶妙に思える部分も「好機」になることがありそうだ。

 

全ての危機は好機にみえる。

 

2019.5.20

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