ゆうパック配達員のバックレ事件簿

ゆうパック配達員が軽ワゴンで配達途中に行方不明になった。そのため、商品の配送が遅れたり、届かなかったりしたようだ。

 

実は私は、この事件が気になっていた。

 

 

結局、この真相は、「配達員がつり銭を横領して、発覚を恐れた」ということだった。はじめに報道を聞いた時に、「単に商品を配達せずに、捨てた」と思っていた。

しかし、現金書留から着服して、お金を盗んでいたのだろうか。

よく年末年始に「郵便局のアルバイト募集」とあるが、そのような感じの委託業者で勤務していたのかもしれない。つまり、配達ミスの管理が遠いと言える。

 

ただ、逃亡して逮捕という結末ですが、素直に事情を話して、謝っていれば、契約解除ぐらいで済んだと思う。ちょっと残念な社会だと感じる。

今の時代は、「この、ちょっと」が許されない時代になってきている。事件そのものも、民事的な部分から、刑事的な方向性となる。

また、逮捕時に所持金が1円しか無いものに対して、国費を費やすのは「無駄ではないが、如何なものか」と考えさせられる。ただ、刑法に関していうと、費用の問題以上に治安の問題も大きいので、これはこれで正しい。

 

議員の不適切発言も「この、ちょっと」と似たようなのがあった。それは「北方領土問題は、戦争でしか解決しない」のような極論のニュアンスをして、誰かが録音したものが発覚した。前後関係の「切り抜き」から一部を取り上げる怖さもある。

なんというのか、ゆうパック問題も「正式に捜査を依頼」した後のことで、正式や公然とした経緯の後と、前の問題は多少異なる。

例えば、心の内で「北方領土問題は、戦争でしか解決しない」と思うのは自由だ。しかし、これをツィッターのような言葉として表現するのは、自由ではない。この違いは難しいが大事なところだろう、と思う。

 

しかし、生きるのは大変なものだ__。希望の無い未来を抱きながら、未来を夢見ている。そして、訪れるの事の無い未来を知りながらも、歯車は狂っていく。

 

2019.5.17

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