「メガゾーン23」をみた。

2019年5月5日、元号も「令和」になって、ゴールデンウィークに突入する。連休中のど真ん中で、本来は「子供の日」だったのだろう、と考える。そんな最中に昭和時代のアニメを観た。

 

【画像】

 

(上:メガゾーン23の主人公)

 

(上:「メガゾーン23」より)

 

【 メガゾーン23 】

物語の舞台は、1980年代の東京で、「一番いい時代」を謳歌(おうか)していた、と云われる設定のようだ。ショウゴという少年が主人公で、街中でバイクを走らせるシーンから始まった。

街で俳優志望の女の子と出会うと、その彼女に、心引かれるような日常を過ごしていた。

しかし、そこから事件が起こり、「あるバイク」を手にすることになる。また、世間で人気絶頂のアイドルが、実は世界のカギを握っていた。

「プロジェクト・ヘブン」、地球環境を維持するための推進(すいしん)システム。アイドルは、そのシステムのイヴだった。揺り動かされる事態に、イヴ 「あなたが憧れた大人になればいい」と告げる。

 

人々を危機から救うために、主人公とイヴは各所に働きかけるが…。

 

 

【アニメ】

1985年の作品で、当時は「アニメージュ」などの雑誌で特集が組まれるぐらいの人気だった。今回、私が、たまたま観てみると、引き込まれるような面白さを感じる。

ストーリー中で、成長過程の子供が大人に対する「ずるい」「汚い」と反発して、それでも大人になっていく姿がある。精神的な「駆け引き(かけひき)」のような処も多い。

画風や設定自身は、「マクロス」「アキラ」を足して割ったような印象を受ける。これを観ていて、この時代の1980年中盤の作品は面白いと思う。

ロボット系アニメの初期の「出来損ない」と表現すると語弊(ごへい)を招くかもしれないが、とても中途半端だが好きだ。「ザブングル」「ボトムズ」「バイファム」等のアニメが、少し脳裏に浮かぶ。

私の中では、面白いアニメではあるが、時間が経過すると忘れている、といった作品のひとつかもしれません。別モノで、「ゴーストインザシェル」という未来を設計したような作品も、同じような年代にありました。

 

 

2019.5.6

 

 

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