もう不景気じゃない日本国内は景気回復

【景気回復続く58ヶ月】

日経新聞のある記事を見ていると、内閣府が景気回復の期間が現時点で高度経済成長期の「いざなぎ景気」を超えたと正式に判定した、とある。

これは、2012年12月を起点として2017年9月までの様子を判断したようです。

この「いざなぎ景気」というのは、1964年の東京オリンピックを境に1970年台まで続いた57ヶ月間の高度経済成長時代の好景気のこと。

この時期に、家電三種の神器(テレビ・洗濯機・冷蔵庫)に続く、新家電三種の神器が急速に高まった。カラーテレビ・エアコン(クーラー)・車の頭文字から3Cと言われる。(color TV,Car,Cooler)

私には実感が薄い「好景気」ですが、ゼロ金利政策等で安定している時代とも言える。しかし、弾み付くと一般的な世帯の方々の生活の向上に繋がる「生活革命」ともいえる「続・三種の神器」が広まると嬉しいですね。

 

【オリンピックと景気】

私が思う、もしくは感じる景気の様子としては、2007年から上向きな物価上昇率等を見受けられる。それは消費者物価指数に関連してくるのか、デフレという「物の値段の下落」に歯止めが掛かる。

国際的な視野から考えるとロシアのウラジーミル・プーチン氏による政権が安定して続いていることによる環太平洋の平和が影に貢献としてあるようにも思います。

振り返ってみると、2012年や2015年という年式は悪いイメージが特に無い。また、この時期に東京都では「東京スカイツリー」の開業があったり、時代の節目として通じる起点のようだ。

また偶然かもしれませんが、2011年に「東日本大震災」という大規模な災害が起こったことも、景気と関連があるかもしれません。

 

【モアのユートピア】

伝記に、第1巻はユートピアに行った男の話、第2巻は作者によるユートピアの様子を描く話があります。

ユートピアは500マイル×200マイルの巨大な三日月型の島にある。元は大陸につながっていたが、建国者ユートパス1世によって切断され、孤島となった。このユートピアには多数の都市があり、その各都市は1日の距離で移動できるように建設されている。その都市は、計画的に都心と地方の住民の入れ替えが行われる。首都の名前は「アーモロート」という。

この都市での生活は、モアより数世紀後の概念である平等や公正さが多くある。住民はみな美しい清潔な衣装を着け、財産を私有せず、必要なものがあるときには共同の倉庫のものを使う。人々は勤労の義務を有し、日頃は農業で働き、空いた時間に芸術や科学研究を行なっている。

ユートピアとは、ギリシャ語で「どこにもない場所」という直訳されるが、「素晴らしく良い場所は存在するが、どこにあるのか不明」というのが近い。

つまり、好景気や幸せな時間とは、なかなか不明だったり明確に表せないものや時間だったりします。

おまけの話をすると、このユートピア(アーモロート)という場所が、日本だったという説も有名です。

 

2018.12.13

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