カルフォルニア米

【私の買い物】

2日前の事、いつもの事ながら、業務用スーパーへ買出しに行く。定番の冷凍食品の野菜レトルトを買う、ついでに周辺を見渡す。この時に、お米の購入も気になり売り場に向かいます。

そこで置いてあるのが、低価格のカルホルニア米で、お値段5kgで1280円と魅力的だ。これは正直安いと思う、しかし他の食材を購入して持ち運びに重いため見合わせた。

 

【自由貿易協定と牛肉】

それにしても、来年4月に米国と日本の2国間の自由貿易協定(FTA)で、牛肉関税などを含めた輸入品に関税の引き下げを持ちかけていた、と思う。

そこで、よく関連して挙げられるのが、「国内の食料自給率」というもの。とりわけ、この食料自給率も深く考えると、日米は安全保障条約を結んでいるので別の道筋を考えても国益に繋がるように思えます。

私の家庭というマクロの分野で「米の価格が下がる」というのは、生活の品質の向上に関わるのでプラスに変わる。個人の集まりが「国という集団」の基礎であるのは確かなことで、全体的に有益な事柄になっていく。

つまり、戦争などの特殊な事態の想定も考えなければいけない「食料自給率」ではありますが、それを含めて天秤にかけてもメリットの大きさを感じた。

逆に戦略的に、輸出先の国である米国も、日本に対して食料の輸出が一定枠を依存することになるので、先見的な見通しとしては悪くない。

また、消費税の増税の相殺になり、少子高齢化に進む日本にとって、財政的な「痛み」を和らげるように感じます。さらには人手不足の農業分野においても変化があるのではないでしょうか。

 

【食品の価格低下】

ともあれ、世間一般的な会話に戻ると、食料の価格が安くなると、外食産業も活性化するので、国内の内需拡大にも繋がると思います。

今よりも一層、お米、牛肉、ジャガイモ、トウモロコシ、大豆等の食品が手ごろになってくると、大豆から作られる味噌やお米から作られる日本酒が連鎖して安くなる。

問題になってくるのが、食品の輸入時にある検品作業で「食の安全」という面が疎(おろそ)かにならないように努力が必要でしょう。

 

 

2018.12.2

 

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