仮想通貨ビットコイン誕生10年

仮想通貨のビットコインが誕生して10年が経つという。元々、これら仮想通貨の初期的なアイデアは、「インターネット上での取引を容易にする」という目的だった。

それが株式と同じように、変動性の多さから投資目的と利用されていきます。そして利用者が増加すると、金融システムの一部として取り扱われる。

当初、クレジットカードの決済のように、A→Bと流れる金融システムが複雑化している。そのため、「ブロックチェーン」という仕組みも不確定な要素がある。

これは、ABCDと取引先があるとして、A→Bと金融の流れが起こると、同時にBCDの方にも伝えられる。

 

A→Bの通貨移動

Aさんに、A→Bの通貨移動の報告
Bさんに、A→Bの通貨移動の報告
Cさんに、A→Bの通貨移動の報告
Dさんに、A→Bの通貨移動の報告

と、インターネットの世界でいうブロードバンド送信というのに似ています。仕組み的には「P2P(ピア・ツー・ピア)」というTwitterと同じもの。

つまり、取引先の全員に、同時報告をすれば間違いや改ざんは起こりにくいという仕組みです。

しかし、どうしても「取引所」「マイニング」は中央集権的に1点に来るために、分散処理されない。

面白いのが、2008年に「リーマン・ブラザーズが経営破綻」した後に拍車をかけて勢いついたのです。それは、アメリカで、一部の保険・銀行家の信頼が損なわれたことにより、平等に投資家に通達するシステムが求められる。

しかし、当時は「仮想通貨」というと投資詐欺の代表的な手法で、あまり相手にされていなかった。日本でも買い物等にある、ポイント制というと、すぐに消滅するというイメージが強かったが、現在は定着しつつあります。

私は経済というのも、時代と伴に変化している「生き物」のように感じた。

 

2018.11.1

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