妻に裏切られ、故郷に帰る

私は、洋画「シッピングニュース」を観た。それは、くたびれた男の人生が詰った作品に感じた。無意味な生活から優しい愛を手に入れていく様子がジワジワと伝わっていく。

【ストーリー】

印刷工場で仕事をしながら、ただ毎日を無意味に過ごす。そこである時、人生に変化が訪れ、主人公(クオイル)は、浮気症のペダルという女性と出会う。男女の流れで肉体関係を持ち、そのまま子供ができて結婚してしまう。だが日常においても問題が多い妻だった。

ある日、妻は子供のバニーを連れて家を出る。いつものように男遊びをする妻の行動とは異なって、今回は本当に裏切られる。

 

しかし、彼女は、車を運転しながら事故に合い、他界してしまう。そして、葬式を行なうが、偶然に故郷から叔母(おば)がやって来きます。

都心には残すものは無いと判断して、故郷のニューファンドランド島へ行く。そこの岬に朽ち果てた「昔の家」があった。主人公クオイルは、印刷工場の仕事を辞めて、新たな人生の出発を目指す。そのため、仕事を探していると見つけたのが、地元新聞者の記者だった。

新しい土地で暮らしながら、仕事をみつけ、朽ち果てた家を改装する。人生の再出発に向けて、期待し心躍らせていると、1人の女性と出会う。

お互い子供を持つ2人は、保育施設で出会うのですが、次第に親密になっていく。

 

【人生最高のニュース】

男性側の視点として、「どうしようもない女」と出会って、他に付き合う女性や未婚・孤独な状態であると「彼女しかいない」「その人しか見えない」となってしまうことがある。

そのどうしようもない女が浮気をするが、夫は注意したり、別れたりできない。客観的に「情けない自分」がいる。そんなタイプの物語の「主人公と妻の関係」だった。しかし、その後は人生が1転2転し、2度目の女性と知り合う。

また、子供バニーも、そのような母(ぺテル)ではあるが慕(した)っている。しかし、家庭内において、ぺテルは「退屈だ・退屈だ」と子供の前でいうシーンがあったり、そんな影響もあって、子供も「退屈な人が嫌い」という場面がある。

とはいうもの、負の連鎖のような状況から一転して、故郷へ帰ると新しい人生が待っているようだった。本来あるべき人生の流れに辿(たど)り着いたようだ。

 

2018.10.27

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