フラッシュ・サイドウェイ(Flash sideways)

映画「LOST」の最終回シーンの内容からになります。私自身は7年ぐらい前に本作シーズン6を観た。

物語を続けるために、作者は死後にお互いを見つけ出すための形而上学的な領域を作った。これは「 横向きの世界」と呼ばれて、ストーリーの中の人物である彼らは、いろいろな時に死んでいったが、登場人物たちが一緒に現れて、「人生の最も重要な部分」を覚えている。

フラッシュ・サイドウェイ(Flash sideways)

と、表現された手法で、「夢落ち」「回想(かいそう)」とも異なる。

 

【シーン】

クリスチャン:私は本当です。 あなたは本当です。 あなたに起こったことはすべて本当です…
教会のすべての人々、彼らもすべて本当です。
ジャック:彼らはすべて…彼らはすべて死んでいる?
クリスチャン:誰もがいつか死んでいく、キッド…あなたの前の人の中には、あなたの後に長い人がいる人もいます。
ジャック:しかし、なぜ彼らは今ここにいるの?
クリスチャン:「まあ、ここには「今」はありません。
私たちはどこにいますか?
クリスチャン:まあ、これはあなたが…お互いを見つけることができるように一緒に作った場所です。 あなたの人生の最も重要な部分は、あなたがこれらの人々と過ごした時でした。 だからこそ皆さんがここにいるのです。 誰もそれを一人ではしません。 あなたはそれらすべてが必要でした、そして、彼らはあなたを必要としました。
何のため?
クリスチャン:覚えておいてください。 そして…行こう。
ジャック:ケイト…彼女は私たちが離れると言った。
クリスチャン:いいえ、残しません。 動いている。
ジャック:どこへ行くの?
クリスチャン:見つけよう。

 

【現実世界】

登場人物の回想シーンを「現実世界との相関関係」と結びつけ、それが示されている。死後なのか現実世界なのかは不明ですが、製作者側では「死後では無い」という。

恐らく、人間の頭の中にあるイメージをフラッシュバックのように繰り返しているようにも思えます。

【LOST】

どんな最終回だったか説明するときに、私は少し迷った「LOST 6」です。実際は主人公ジャックも含めて、飛行機墜落にてエンジン音を聞きながら、人生を終えているように思えます。

もしくは、パノラマ世界のひとつで登場人物が生き残ったという設定で、シーズン1を説明しているかもしれません。

とはいえ、映画サイドとしては、実際にシーズン1を作る段階で、それ以降を考えていなかった。

ストーリーの継続を意識するために、その内容に繋(つな)がりを模索(もさく)して製作者は考えます。しかし、長期におよぶと、その継続性に矛盾が生じてくるのは、仕方の無いことでしょう。

2018.10.22

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