東京湾に浮かぶ #1

【序章】

来年には「東京湾に浮いている」という未来が待っていても不思議ではない。そして、現代日本はシビアで「私には関係ないから」という見解も多い。

【保育無償化】

例えば、政府が2019年10月からの「幼児教育・保育の無償化」を実地する。しかし、全面実施を目指す政府と自治体は論議を巡(めぐ)っている。

それは費用負担等を含む制度について意見が分れている。「保育の無償化」に必要な財源は、消費税10%へ引き上げられた中で補う形で見込まれる。

 

私自身の意見では、30%ずつの負担で国と自治体で分散し、解決していく方向性だと思います。つまり、国が3割、県が3割、市が3割という良くある配分になる。

これは、実は、中央集権的な考えで財政の少ない地域に対して不利になるケースもあります。それは地域格差から、子育て不安と繰り返し、少子高齢化する一面もある。

また、国が消費税増税の中から捻出をすると、約8000億円に上る費用になるため、結論が出ていない。

結局のところ、国の考える方向性を定めて見極める必要がある。それは、大枠でいうところの「育児サービス」「幼児医療」の違いのように考えると分りやすい。

つまり、育児の無償化は有り難い内容になるが、医療とサービスの違いも考えて検討して欲しい。個人の意見では、医療は無償で、サービスは無償貸付で個人負担が良いのかもしれません。

また、2018年現在では、「高齢者1人当たり2.2人」を超える支えが必要になっている。

だとしたら、シニア世代で、孤独な私は、来年に「東京湾に浮いている」という未来が待っていても不思議ではない。集団的心理の中に本質を見ることができなくなっている人々に、私は限界を感じます。

 

2018.10.15

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