住み込み男子 – 募集

しばらく前に散歩をしていた時のこと。

それは低所得者層の多くが住む地域に訪れたときのことだった。私は張り紙に「住み込み男子(急募)」と書かれているのを見つける。

この張り紙には給与等の詳細が全く書かれていない。しかし、それが逆に、ものすごく気になった。

収入面に対して、無職の私は急を要する「仕事探し」はしていない。ただ、表にあるビルの様子から、その仕事内容を把握した。

 

もし仮に、ビルに入って「表の張り紙を拝見しました」と言い聞くこともできるが、重要なのは、そこで働く決意はない点です。それどころか、肝心の給与額すら明記されていないのだから、推定するしかない。

こういった「住み込み」の仕事は、恐らく食費込みで月12万なども珍しくないだろうと思う。いわゆる最低賃金ギリギリのラインだ。

どういう訳か、その住み込み募集に応募しても良いのかもしれない、と頭の隅に過(よ)ぎる。

これからの人生設計のひとつとして、そのような求人に応募して働らく選択支も悪くない、と考え始めた。ただ、都内在住で都内に住み込むメリットは、現在は無さそうです。

私は、総合的に考えてみると、衣食住の3つが保障されている「募集」に惹(ひ)かれたようだ。

2018.10.8

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です