銀行強盗の映画「クライム・スピード」を観る
あらすじ:
刑期を終えた「兄」が帰ってきた。そして、主人公自身も、過ちを犯して、刑務所にいた過去がある。10年も刑務所に居た「兄」は、今度こそ、更正すると言う。しかし、それには「お金が必要」であり、事業を出資する方がいる、そう彼に伝える。だが、初めから悪い予感がしていた主人公だ。次第に、「銀行強盗の仲間」となり、物語は進んでいく。
感想:
よくあるテーマに思えるが、ラストまで飽きさせずに魅せる演出だった。刑務所から兄が帰ると、「更正するんだ」という話から始まります。しかしながら、刑務所関連の連中と、手を切ることができないようで、「銀行強盗」への道に進んでいく。
主人公は改造車が好きな整備士のようで、カーアクションもあるのかも、と思えた。
初めは「強い兄」と思える雰囲気があるが、ストーリーが展開するにあたり、弱々しく、人間性のある人物像となってくる。オチになりますが、ラストに、その兄が銃で撃たれて動けない。更には、弟を警官から逃がすために、人質として扱い、警官やスナイパーの前に姿を現し、狙撃され死亡する。
銀行強盗を企んだメンバーも散り散りになって、弟のみが逃げてエンドとなる展開でした。比較的にバッドエンドの結末となった。
ただ、刑務所帰りという形で、特有の表現を使ったり、銃を乱射したりするので、年齢指定なのだと感じた。
※ この映画は「R指定 – 15歳」となっています。