世の中、頑張らなくて良い
無理せず、ゆっくりと自分のペースで進む。「世の中は頑張らなくて良い」と、そう感じます。頑張るというのは、少し「上を目指す」ということで、身の丈から努力をすることになります。
どうしても、努力することにより、焦り・不安・失敗が生まれる。
本来の生まれ持った性質や環境の中での本領という「領域」がある。それを上手に活用したりするのがベストに思う。
頑張ったら負け
そういうフレーズを使用したくはないが、「無理をしないといけない時期」と、全体を眺めて判断しなければならない時期とがある。どちらかというと、ミスをしない選択肢が「優秀」に思う。
そのミスをしない努力が、とても大事でしょう。
また、ミスってしまうことは誰にでもあるが、失敗を補える機会を上手に活用することで、プラスマイナスを補える。
そして、また良くあるのが、ミスや欠点を指摘されて、その後に対応できずに、更に悪化すること。これはチャンスを逃してしまうようなものだ。
今日、私が観た映画「トラブル・デイズ」という作品。その中で、酒場で銃を取り出して、間違えて発砲してしまう。その後の流れとして、友人が撃った人物に「今なら懲役13年で済む、逃げるなら15年は確実だ」と告げるシーンがあった。
間違えで銃を撃った人物は「オレには13年も無理だ」、そして、友人は「時の流れるのを待つだけだ」と言う。
その後、銃声が響いて、彼は「自ら命を絶った」ようだった。
よく私が思うのが、歴史の中のフランス革命に登場するマリー・アントワネットだ。贅沢な生活を捨てられなくて、要らない家具やドレスの所持に拘(こだわ)る為、民衆から嫌悪されて「死刑台」に送られていく。
頑張らないで全体を見通して、生きていく分析力や考察力を養っていきたい。ダメなものはダメだけれど、それに対して、どうしていく、という答えを導いていく力は必要でしょう。
そう苦痛に耐えられなくなったら・・・・。
その先を考えておく準備は必要です。解決法としては、「プロセスを踏む」という、約束ごとを段階的に決めておくのが良さそうです。