富士山2018年7月

【登山計画】

2018年7月16日に「御殿場ルート」にて計画中。迷うところは、登頂時間。御殿場5合目から標準コースタイムで登ると、約8時間の登りで下山4時間となる。(早いと5時間、3時間)

(上:富士山頂上)

一つ目の問題は、登頂時間で早く上りすぎると「山頂での待機」が長くなるため困るところ。強風と寒さの中、日の出を待つのは論点が残る。

2つ目は、水問題です。恐らく7合目を過ぎると涼しくなる気配がありますので、「水の消費」も低く抑えられそう。しかし、山小屋も少ないルートで、また、営業時間も短いと思われます。21時から明け3時までは休憩中と思われる。

つまり、水を持っていく分量が定まらない。個人的に2.5Lで大丈夫と推測。一応、ペットボトル2L+1L、そして缶ジュース。計3.5L予想。(気温をみて、2L+500mL)

3つ目の問題があるとすると「夜間登山」のこと。そして、夕方にある雷雨。

【日程】

下山後、「御殿場・箱根・小田原」辺りの温泉に行こうと考えてます。夏休み前の期間に登るか、夏休み後の9月に登るかといった内容。

【アクセス】

電車:

JR東京(東海道線) – 国府津<乗り換え> – 御殿場(JR御殿場線)

時間は、東海道線で1時間45分、JR御殿場線45分。

※JR東日本とJR東海道との区間が重複するため、切符での購入が早いです。自動精算はできない。

バス:

JR御殿場  – 新御殿場5合目

所要時間は40分程度。バス時刻表は、8:35~16:05分まで1時間に1本程度以下になります。(要確認)富士急のバス乗り場は1番口です。また、切符は販売窓口で購入。

交通費:

電車、片道1940円。バス往復切符1570円。

 

【2018年7月16日当日】

3連休の終わりに「富士登山」を決める。御殿場発16:05分に乗り16:45分ぐらいに、新御殿場五合目に到着する。

18時に出発。約80分で「次郎坊」という中継地点に着きます。そこから登りと下りが分かれるので注意する。

登っていると、自衛隊の演習で砲弾の音が2・3回聞こえる。そして、この日の御殿場市には、雷注意報があった。様子を見ながら進むと富士吉田方面の上空に雷雲。

次郎坊から6合目小屋まで、おそらく2時間(120分)かかりました。休業中の山小屋前で、雨雲の様子を見ながら考えます。

夕食と休息を兼ねて、持ってきたレトルト・カレーを紙皿に盛って食べます。メニューは、カレーハンバーグ&コーンスープ。

6合目山小屋を抜けて進むと、7合目(日ノ出館)、その先の「わらじ館」と小屋があります。恐らく6合目小屋から、7合目まで1時間。

夜を登山していたので、星が山岳と重なり綺麗。ちょうど富士山の上に「北斗七星」が大きく輝く構図でした。また、天体の話ですが、7月30日に「火星大接近」ということもあり、普段よりも輝いていた。

登りは、8合目を超えた辺りから、少し急になる。山頂の日の出が4時30分となるので、ゆっくりしたスピードと休息で、頂上に行った。

富士山は、晴れると素晴らしい。

(バス亭から頂上まで約11km)

 

【2018年7月17日下山】

ご来光を観て、約6時に下山します。気温は6度ぐらいで強風のため寒さを感じます。しかし、風の無いところで待機すると耐えらます。

7時15分を過ぎると、太陽が昇り温かくなる。下山を開始して7合目ぐらいで上着をリュックにしまいます。

下山は7合目わらじ館を過ぎ、200mぐらい進むと、下山道と登山道と交差する場所にでます。「大砂走り」と呼ばれる砂煙(すなけむり)の出るルートとなります。

4時半をかけて、やっとバス亭に戻りました。早く帰れる下山道という感覚で進んでいたので、休憩を疎かにしてしまったミス。40分間隔ぐらいで確実に休憩を取るべきでした。

6合目の下山道を過ぎて、砂走りを進むと、次郎坊まで見えるパノラマ風景が広大さを感じます。また、山岳も綺麗に見えるスポットで楽しめます。

日中の暑さも含めて、砂漠のような景色で蜃気楼もあった。(軽く大気が歪む)また、トンビか鷹か判りませんが、大き目の野鳥が飛んでいます。

場合によって、山頂を目指すのでなく、6合目経由で下山するルートも中級者向きで良いかも知れません。御殿場ルートの下山は思ったより混みました。

 

【登山、所要時間】

登り7時間30分~8時間30分(距離11km)

下り3時間30分~4時間30分 (距離8.5km)

※ 休憩を含まないコース時間。

【その他】

富士登山で水は3Lを用意しましたが、2Lの消費。今回は食料を沢山持っていき、計7Kgぐらいの装備。防寒着と着替え、水2Lとカロリーメイトで良かったかもしれない。初めて行くルートで夜間登山のため、用心しました。

このルートの公衆トイレは6合目、7合目、頂上と数が少ない。

夜間登山ということもあり、6合目まで誰も居なく、7合目辺りで1人をみかけ、深夜22時ぐらいから人が増えてきました。深夜2時ぐらいから、日の出を見る為に登る方が多い感じです。早朝4時半の頂上には、人が溢(あふ)れていました。

【画像】

(上:御殿場ルート登りを振り返る)

(上:6合目辺り)

(上:山小屋前)

(上:8合目を超えて登ると雲海が見える)

(上:ご来光)

(上:富士山の頂上様子)

(上:噴火口)

(上:御殿場ルート)

2018.7.13

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